子供が赤ちゃんの時に母乳をあげていました。
その時に乳腺炎によくなっていました。
とても痛くて不快でした。
乳腺炎の時に効果的と聞いていたキャベツ湿布ですが、あれって嘘なのかもしれないと知り驚きました。
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子供が赤ちゃんの時にいつも乳腺炎になってました。
一人目の時はならなかったのですが、二人目の時にはいつもなっていておっぱいはパンパンでした。
そんな時に、いつも通っていたのがオッパイマッサージです。
そこに通っていた時に教えてもらったのが、キャベツ湿布です。
キャベツ湿布は1枚のキャベツを胸に貼り付けるのです。
キャベツの葉っぱは冷たくて乳腺炎になった胸の熱を下げるので気持ちが良くて効果的と言われました。
私はいつも胸にキャベツを貼っていました。
持続性はありませんでしたけどね。
でも、それっていいものではなかったようです。
嘘?
キャベツ湿布の効果ってどうなんでしょうか?
「助産師・保健師からキャベツがいいと指導された」
「助産師の教科書に載っていた」
と言う話しを聞いたことがある人も多いでしょう。
母乳をあげている女性の乳房にトラブルが起きた時に、
「保冷剤では冷えすぎるのでキャベツで湿布するのがいい」
と助産師が説明するのです。
これって私は、子供が赤ちゃんの時にさんざんやっていたので
「そう、そう」
と思っていました。
妊産婦さんに寄り添って専門的なケアをしてくださる助産師さんと言うのは、産前産後のケアには欠かせない存在です。
助産婦さんのいう事は何でも正解と思って聞いてました。
ところが、そういうわけでもないようです。
いったいどういうことなのでしょうか?
キャベツ湿布を助産師さんに勧められた人は多い事でしょう。
そうなんです。
助産師さんの教科書にキャベツ湿布がそのまま載っているのです。
母性看護の教科書にも「キャベツ湿布」が出ているのです。
生理的緊満から病的緊満へと移行しそうな場合は、以下のように対処すると言う内容があるようです。
・(中略)授乳と授乳の間は、乳房全体を冷湿布する(キャベツ湿布)
室温もしくは冷蔵庫で冷やした生キャベツの葉を、乳頭・乳輪を隠さないようにして乳房に貼り付ける方法が、欧米でよく用いられているのです。
RCT(無作為抽出対照試験)での結果は、緊満を解消するという実証はされていません。
また、最近ではリステリア菌の報告もあり、慎重に使用したほうがいいと言う事なのです。
確かに熱を持った胸は一時的にはヒンヤリとして気持ちがいいのです。
でも、持続性はありません。
ところが、助産師の教科書が勧めているキャベツ湿布は、効果は確かめられていないと説明されているのです。
「慎重に使用したほうがいい」ということです。
と言うのは、わざわざキャベツを使わなくてもいいと言う事です。
他に冷やすものはあるので、むしろ冷やすためにあえてキャベツを選ぶべきではないと言います。
リステリア菌感染症の心配もあります。
リステリア菌感染症というのは、健康な大人ならほとんどが吐いたり下痢をしたりといった消化器症状が出るだけです。
でも、生後まもない赤ちゃんは菌血症や髄膜炎を起こすことがあるのです。
リステリアは土壌や河川、下水、動物の腸管内にいる細菌です。
食物加工の際に、混入することがあります。
ときどき集団感染症の原因としてニュースで取り上げられることもあるのです。
また、免疫不全者・高齢者・妊産婦・新生児では死亡率が20~30%となる感染症と言うのも知っておいた方がいいのです。
それを聞いてしまうとキャベツ湿布は怖くてできないです。
乳腺炎の時にキャベツ湿布をしていましたが、わざわざキャベツ湿布をしなくてもと言う感じですね。
一時的にはヒンヤリとしますが持続はしません。
気休めでしかありません。
しかもリステリア菌感染症と聞くと怖くて使えませんね。
母乳のマッサージで聞いた話ではあり、ずっと良いんんだと信じてやっていましたがおススメできないですね。
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