窃盗症(クレプトマニア)って知ってますか?
そんな病気があったんだと驚く方もいるかもしれません。
でも、窃盗症(クレプトマニア)で悩まされている人が実はいるのです。
原因や症状などをお話ししていきます。
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窃盗症(クレプトマニア)と言う病気があります。
有名マラソン選手が万引きで有罪判決を受けて涙の謝罪をしました。
「やめたいのに・・・」
「やめられない・・・・・」
それが、窃盗症(クレプトマニア)と言う病気なのです。
では、その窃盗症(クレプトマニア)ですが、窃盗症とはどのような原因や症状があるのでしょうか?
窃盗症(クレプトマニア)とはなんでしょうか?
原因や症状もお話ししていきます。
何よりも原因は極度のストレスなのです。
窃盗症(クレプトマニア)になるとなかなか難しいものがあるのです。
クレプトマニアとは、窃盗癖ともよばれます。
利益目的の窃盗(万引き)ではないのです。
病気なのです。
窃盗を行うときの緊張感と、窃盗後の解放感という、精神的な起伏を好み、窃盗を繰り返してしまう精神障害の1種です。
犯罪自体は、数百~数千円の物を万引きするような軽微なもでもあるのです。
でも、何度も万引きを繰り返してしまいます。
そして、1度だけではなくて何度も万引きを繰り返してしまうのです。
万引きをする時の緊張感ややってしまった後の解放感がたまらないのでしょう。
そんな気持ちを求めてやってしまい、繰り返します。
逮捕回数も複数回に及んでしまいます。
ただただ悪質な事と思われてしまうのです。
自分でやめたいと思ってもやめられない。
気持ちをコントロールできなくなってしまうのです。
結果として、社会生活へも支障をきたしてしまいます。
軽く考えてはいけない問題となるのです。
万引きする以外が考えられない、ほかの方法が考えられない、窃盗癖がやめられない、と言う症状になってしまいます。
それが、窃盗症(クレプトマニア)
クレプトマニア(病的窃盗、窃盗症)とは万引きなどの窃盗行為が止められない心の病です。
本人にとっては非常に辛い病気でもあります。
窃盗犯の1-2割を占めると言われる、盗みたい衝動をコントロールできない依存症「クレプトマニア」でもあります。
アメリカでは診断基準があるのですが、日本では認知が低いです。
病気と気づかずに窃盗を繰り返し、何度も刑務所に入る累犯者も出ています。
窃盗症の再犯防止に必要なのは治療となります。
とは言っても日本ではまだまだ、クレプトマニアの人たちを受け入れる医療機関は少ないのです。
「窃盗について悪いことだと知っていてもやめることができない。」
「発症の契機としては、慢性的なストレスを受けてということ」
そのような症状や原因があるのです。
自分でコントロールできるダイエットから拒食になったりする事もあります。
そして、そこから過食嘔吐になったりする。
また、自分がちゃんと報われていないという気持ちがあると盗る方向に集中してしまう。
もともと持っているむなしさみたいなものを、解消するような手段となってしまうのです。
そんな心の背景があるのです。
有名なマラソン選手も窃盗症(クレプトマニア)でした。
涙ながらに会見をしていました。
盗んだのはたった380円のお菓子でした・・・・・・
報道陣を前に涙ながらに謝罪した原裕美子被告(36)です。
2005年名古屋国際マラソンで優勝し、世界選手権でも6位入賞を果たすトップランナーだったのです。
でも、万引きがやめられない・・・・・・・
2017年に万引き事件を起こし有罪が確定してしまいました。
その執行猶予中に再び万引きをしてしまったのです。
2018年2月に群馬県太田市のスーパーでキャンディーなどおよそ380円分相当を盗んだ罪に問われました。
そして、3日、懲役1年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡されたのです。
たったの380円なのです。
でも、窃盗症(クレプトマニア)で盗んでしまうのです。
お金にはもともと困ってはいないのでしょう。
でも、病気がそうさせてしますのです。
会見で、原被告は涙ながらに、自らの万引きについて語ったのです。
「やりたくないのに、万引きをしてしまった。」
「止めなきゃいけないのに、止めたいのに、止められない…」
入院治療をした際に、最初に医師から
「あなたの病名は、病的窃盗です。摂食障害です」
と言われたそうでその時にそんな病気があるのかと思ったと言います。
これを盗ったら捕まるとわかってはいた。
捕まったらこの苦しみから解放されると言う思い。
早く楽になりたいと言う思い、こんな苦しい生活から離れたいと思ったのです。
トップアスリートとしてのプレッシャーも大きかったことでしょう。
厳しい体重制限で摂食障害などに悩み、万引きを繰り返すようになったと言います。
今回の判決でも、窃盗を繰り返す障害を持つことや、その治療を積極的に継続していることなどが考慮された見られています。
「再犯しないことを心に強く持ち続けて、これから生きていきたい」と語りました。
病気の治療に専念してほしいですね。
とは言っても誰でも罹る病気でもあります。
他人事でもありません。
窃盗症(クレプトマニア)
こんな病気があったんだと驚いた方も多いのではないのでしょうか。
その病気がわかっていたら早々に治療をしていく必要があるでしょう。
窃盗症(クレプトマニア)で悩んでいる方もいるのではないのでしょうか。
万引きはいけません。でも、そんな病気の人もいるかもしれません。
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