インフルエンザの予防接種って受験生も受けた方がいいのでしょうか?
受験生の悩みの一つが体調管理でもありますよね。
受験の時に風邪でも引いてしまってはどうにもなりません。
防げるのならインフルエンザの予防接種を受けておいた方がいいとも考えますよね。
でも、毎年受けてないのに受けてインフルエンザに罹ってしまったらという心配もあります。
打った方がいいのでしょうか。
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インフルエンザの予防接種を受験生は打つ方がいいのでしょうか?
これまで頑張ってきた成果を存分に発揮するために受験生にとって体調管理は欠かせません。
受験生や周りの親も風邪など引かないようにと気を付けていくでしょう。
ちょうど受験のシーズンと言うのはインフルエンザが大流行していきます。
どうしてインフルエンザの流行る時期と受験期が重なってしまうのでしょうか?
インフルエンザに罹ってしまっては大変です。
受験の時期に特に注意したいのが、インフルエンザです。
学校保健法には、インフルエンザにかかってから、診断後最低5日間は出校停止になることが定められています。
それに加えて、熱が下がってから幼児では、3日間は休まなければいけないという規定もあります。
つまり、診断後4日目に熱が下がった場合には、そこから3日間は休まなくてはいけません。
計7日間出校停止となってしまいます。
その間は、もちろん塾にも行けません。
内緒で塾に行くなんて事をしたらまわりの友達にも移してしまいます。
自分の事だけを考えると言うのはいけません。
受験での追い込み期に学校や塾を長期間休まなければいけなくなるのは、かなり辛いですよね。
せっかく受験に向けて頑張ってきたのにインフルエンザで勉強ができない期間も生じてしまうでしょう。
高熱で1日休むだけでもそれをとり戻すのがどれだけ大変な事か・・・・・・・
インフルエンザにかかると、高熱が出たり、激しい頭痛の症状がでます。
本当に辛いですよね。
軽く済んだとしてもやはり体はだるかったりします。
体調が悪くて生活リズムが崩れたり、集中力が低下してしまったりすると、勉強どころではなくなってしまいモチベーションも下がりまくるでしょう。
受験生は、備えとしてインフルエンザの予防接種を受けておくといいと言われています。
とは言ってもインフルエンザの場合、予防接種を受けたからといって100%発症を防げるというわけではありません。
調査データによると、0~9歳ではインフルエンザの予防接種により発症率が明らかに下がるのですが、中高生以上の年代では発症を抑えることについてはあまり効果が出ない場合が多いと言います。
でも、子供がインフルエンザを受けていましたが、インフルエンザにかかっていました。
なので、インフルエンザの予防接種にあまり期待も持てませんでした。
インフルエンザウイルスは毎年形を変えます。
毎年、どの型が流行るのかその変化を予測してワクチンを作ります。
その年の型が外れるとインフルエンザの感染を防ぐことができなくなります。
1度罹ったからと言って安心してもいられません。
2度かかるという人もいます。
受験生は念には念を入れていくといいでしょう。
インフルエンザの予防接種を受けた事により、インフルエンザに感染しても早めに快復できると言われています。
インフルエンザワクチンは、1シーズンで2回受けることができます。
免疫力の高い中高生があえて2回受けることは少ないのですが、受験生の場合は別となります。
13歳以下までは2回受けるようになりますが、それ以上では1回になります。
でも、2回受けることもできると言うわけです。
受験生は念には念を入れて2回受けておくといいかもしれませんね。
念には念を入れた、予防接種がいいです。
毎年、インフルエンザの患者が出始めるのは11月からです。
今年は流行が早く、すでに学級閉鎖になっている学校もあります。
だいたいは毎年、流行が始まるのは12月からです。
なので、1回目の予防接種は11月に受けていくといいです。
受験1,2か月前から受験日まで、予防接種の効果が持続するベストなタイミングとしては、11月上旬~中旬です。
12月に入ると急激にインフルエンザが流行していきます。
その年によっても流行の時期が変わります。
その意味でも11月中旬までには、予防接種を打っておくと有効です。
年によってはワクチン不足になってしまい打ちたくても打てないなんてこともあるので気を付けましょう。
早めに病院に問い合わせをして打てるようにしておきましょう。
インフルエンザは、打ってから2週間くらいで効果を発揮していきます。
インフルエンザワクチンの持続率は、3ヵ月~4か月ほどだと言われています。
なので、インフルエンザ流行のピークになる1月・2月頃に効果が薄れてしまう可能性があります。
と言うわけで2回目も受けていくといいのです。
予防接種率をさらに高めるためには、1月にも再度接種するといいかもしれません。
3歳未満の子供は免疫力が少ないため、2回に分けて接種するのが標準的です。
13歳以上になると接種は1回でいいのですが、高校受験や大学受験となるとやはり2回打った方がより有効なのではと考えるかもしれません。
日本臨床内科医会が発表した「予防接種の回数による有効性」の研究結果
1回接種:64%の有効率
2回接種:94%の有効率
やはり、1回接種していくよりも2回接種したほうが1回のみの接種よりも有効率が上がっているという事になります。
この数字は研究によっても微妙に違いはあります。
1回接種:50%
2回接種:80%
と言う話しもあります。
とは言っても、やはりこの数字を見ていくと明らかに1回よりも2回の方が効果は高いというのがわかります。
どの研究結果でも1回接種よりも2回接種のほうが有効率は上がっています。
と言うわけで2回打った方が有効ではあるとなります。
中学受験性はまだ小学生なので2回の接種となっていきます。
なので、中学受験の人は、2回接種になるのでタイミングを少し早めていくといいでしょう。
1回目を接種した後、2週~4週間空けて2回目を接種するという感じになります。
13歳未満で2回受けるのは、ワクチンの量の関係もあります。
インフルエンザを接種していき予防効果がしっかり現れるのが、2回目接種の2週間後ころです。
もし2回接種となる場合は、少し早めていきましょう。
1回目の接種時期を10月中旬ころにしていくといいでしょう。
1回よりも2回の方が有効になるので受験生は念には念を入れて1回とならずさらに2回受けて対策をしていくといいかもしれません。
あまり神経質になりすぎてもと考えてしまいますが、でも、受験の時期にインフルエンザに罹ってしまっては本当に困ります。
私の子供もちょうど受験の日の数日前にインフルエンザに罹ってしまったので、インフルエンザの対策は身に染みて感じています。
インフルエンザはだいたい12月ごろから2月ごろまで流行が続きます。
なので一般的にはインフルエンザが流行り出す12月ごろまでには接種しておいたほうがいいです。
予防接種の持続期間があるので考えて接種していきましょう。
3~4ヶ月目から徐々にその効果が減ってきてしまうのであまり早くに接種してしまって受験のシーズンに効果がなくなってきてしまうのでは意味がありません。
時期を考えていきましょう
受験生だけがインフルエンザの予防接種を受ければいいというわけではありません。
受験生がインフルエンザに感染する経路は、本人だけではありません。
本人が学校などでもらってくるだけではないのです。
家族からの感染もあります。
家族が家にウイルスを持ち込んで子供に感染してしまう可能性も十分に考えられます。
と言うわけで受験の年だけは、家族全員が予防接種を受けておくと安心なのではないのでしょうか?
親からインフルエンザをもらい受験がボロボロだったという話しもたまに聞きます。
そのような事になったら一生悔やまれます。
「お母さんに移された」
「お父さんに移された」
なんてことになったら悲しいですよね。
家族もみんなで意識していきましょう。
インフルエンザの予防接種を受けるのはいいかもしれないけれども副作用を心配する親もいるでしょう。
でも、日本のインフルエンザ予防接種において重い副作用が出ることはないと言われています。
腫れるといった反応が出るのが3%~5%程度です。
重症化した人は、2000年以降報告がないと言われています。
インフルエンザの予防接種の副作用の心配は、ワクチンは卵を利用して培養しているので昔は卵成分をきちんと除去しきれていなかったのです。
そのことで注射することにより卵アレルギーの子どもが反応を起こしてしまった事があるのです。
また、海外での副作用の事例もあるからでしょう。
日本と海外ではワクチンの作り方が異なるため、海外の事象を鵜呑みにする必要はありません。
こういった心配を取り除いていけばインフルエンザの予防接種を2回受けたとしても、副作用はほとんどないと言えるのです。
受験勉強に後悔を残さないようにしていきたいですよね。
防いでいける手段があるのならばそうしていきたいものです。
また、十分な健康管理を心がけていきたいですね。
インフルエンザの予防接種は受験生は打たないよりも打った方がいいと言われています。
と言うのは、インフルエンザの予防接種を受けた方が症状が軽く済むからです。
予防接種を受けたからと言ってインフルエンザに罹らないと言うわけではありません。
でも、軽く済むと言うわけです。
インフルエンザに罹らない事を願ばかりではありますが、そればかりは分かりません。
対策をしておくといいですね。
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