酒気帯び状態で車を運転をしてひき逃げしたとして、道交法違反と自動車運転処罰法違反(過失傷害)に問われたアイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーの吉澤ひとみの記憶はまだ新しいでしょう。
吉澤ひとみ被告(33)は29日、東京地裁(佐藤卓生裁判官)の初公判で起訴内容を認めていきました。
その際、検察側は懲役2年を求刑したのです。
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酒気帯び運転でひき逃げをしたとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で起訴された元「モーニング娘。」の吉澤ひとみ被告(33)です。
29日、東京地裁の初公判で起訴内容を認めました。
その際、職業のみ訂正して
「無職」
と言う事を伝えたそうです。
そして、吉澤ひとみの罪は、検察側は懲役2年を求刑したのです。
執行猶予付きなどとも言われていましたが、懲役2年の求刑となっています。
では、吉澤ひとみが求刑された懲役2年と言うのはどういう罪となるのでしょうか?
刑務所にも入るようになるのでしょうか?
懲役2年と言うのは、刑務所に2年服役すると言う事です。
懲役2年執行猶予3年などと言う場合には、本来なら2年服役するのですが、服役せず社会で更正する猶予を与える
というようになります。
でも、執行猶予中に何かしら犯罪を犯した場合には、その刑に下された刑の年数プラス前に下されている2年追加され、服役するようになるのです。
禁固刑は刑務所に服役しますが、刑務所内での労働は強制されない刑となります。
今回の吉澤ひとみの刑は、懲役2年なので2年間刑務所に入るようになると言う事になります。
最初に言われていたよりも重い罪となっています。
でも、ひき逃げで軽症で済んだものの、大事故につながることだって考えられたのです。
当然の刑ではないのでしょうか。
東京地裁には大勢の報道陣が詰めかけて20席の一般傍聴券を巡る抽選には1137人が並んだと言います。
起訴状などによると、9月6日朝に東京都中野区で酒気帯びの状態で乗用車を運転し、赤信号を無視して交差点に進入しました。
自転車で横断していた20代女性をはねてケガを負わせたほかに女性が接触した40代男性にもケガをさせて走り去ったとしています。
いわゆるひき逃げです。
さらに、飲酒運転だったと言うので非常に悪質です。
飲酒運転で仕事に向かう途中だったのです。
吉澤被告は9月27日に保釈された翌日の28日に所属していた事務所を通じて芸能界引退を発表しました。
吉沢被告は2000年に「モーニング娘。」に加入しました。
トップアイドルとして活躍していました。
07年にグループを卒業した後は、タレントとして活動していました。
今回の事件で逮捕、起訴された後に芸能界から引退することを発表しました。
その際の全文は以下のになります。
「自分が犯した罪を償う」
私、吉澤ひとみは、この21日間独りでこれまでの人生を振り返り、自分自身と向き合う中で、自分の弱さと未熟さを自覚しました。
今回の私の行動は、決して許されることではありません。
なにより、怪我をされた方々に深くお詫びを申し上げます。
そして、一日も早く回復され、元の生活に戻れる事を心から祈っております。
今後は自分が犯した罪を償い、一社会人として母として恥ずかしくない行動ができるよう、一歩一歩進んで参ります。
また、今まで18年間お世話になった芸能界からは引退致します。
今回の件で、ご迷惑をおかけした全ての関係者の皆様にも心よりお詫び申し上げます。
今日まで応援し支えて下さったファンの皆様、ご支援いただいた皆様には、裏切るような結果となってしまったこと、本当に、本当に申し訳ございませんでした。
吉澤ひとみ
悲しい結末となりました。
被害に遭われた方も気の毒ではありますが、吉澤ひとみは今回の件でどれだけの人に迷惑をかけたことでしょう。
また、子供もかわいそうと思ってしまいます。
今回の吉澤ひとみに対しての求刑は妥当ではないのでしょうか?
しっかりと罪を償ってほしいと考えます。
軽い刑では許せない部分もあります。
最悪の事態も考えられた今回のひき逃げ事件。
あってはならない事でしょう。
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