元モーニング娘の吉澤ひとみがひき逃げ飲酒で逮捕されたのはかなり衝撃的でした。
そんな吉澤ひとみが起訴されたと言います。
起訴されるとか不起訴とか言いますが、実際にどう違うのでしょうか?
起訴と不起訴についてお話ししていきます。
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吉澤ひとみと言えば元モーニング娘です。
そんな吉澤ひとみが事故を起こしたのはかなり衝撃的でしたよね。
多くの人が驚いたニュースなのではないのでしょうか。
東京地検は26日、酒気帯びでひき逃げしたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で、「モーニング娘。」の元メンバーでタレントの吉沢ひとみ容疑者(33)を起訴したと言います。
捜査関係者によるとかなりのスピードを出していたと言います。
吉沢被告は事故直前に法定速度を約20キロ超える時速86キロで走行していたと言います。
動画を見ましたが、大きな事故につながる危険性がありました。
軽症で済んで本当に良かったとしか言えません。
吉沢被告は6日午前7時ごろ、東京都中野区東中野の路上で、酒気帯び状態で車を運転していました。
赤信号を無視して横断歩道に進入していき自転車で横断中の女性をはねました。
そして、そのまま逃走したとして逮捕されたのです。
はねられた自転車が近くを歩いていた男性にもぶつかり、男女2人が軽傷を負ったのです。
本当に軽症で良かったとしか言いようがありません。
吉沢被告は事故の約15分後に自ら110番通報して現場に戻ってきたのです。
その際は、同乗者はいなかったと言います。
その後の取り調べではお酒の量を嘘ついたりと誠意が感じられませんでした。
吉澤ひとみは起訴されました。
起訴と不起訴について説明していきます。
まず初めに、起訴と不起訴の語句の説明と違いについてです。
起訴と言うのは、容疑が確実となります。
起訴(きそ)は、公訴の提起(こうそのていき)とも呼ばれます。
刑事事件において、検察が捜査を進めていく上で、被疑者の容疑がほぼ確実となり許すことができない罪となります。
そうなると判断した場合に起訴がされます。
検察が、裁判所に対して
「この被疑者を刑事裁判にかけてください」
と申請するようになる事です。
起訴されると対象者は「被疑者」から「被告人」に呼び名が変わっていきます。
すでに吉澤ひとみが起訴されたニュースでは、吉澤被告となっていました。
日本の刑事司法では、起訴されれば統計上は99.9%の確率で有罪となります。
起訴に対して不起訴と言うのはどういう意味でしょうか?
不起訴(ふきそ)とは、起訴されないことです。
不起訴処分となると刑事手続はその時点で終了となります。
起訴されるより不起訴の方が良いと言う事です。
不起訴になるには理由があります。
それは、本人は罪を犯していることには間違いはないのですが、今回は起訴を行わないという理由から不起訴処分になると言う事なのです。
罪を犯して罪になる事が起訴されると言う事です。
不起訴には3つの理由があります。
不起訴になるために弁護士が動きます。
それでも起訴されれば罪となります。
・嫌疑なし:被疑者は罪を犯していない時。犯罪行為の要件を満たさない、真犯人が出てきた、などがあります。
・嫌疑不十分:被疑者が犯罪を起こした疑いはあるが、決定的な証拠がない
・起訴猶予:被疑者は確実に罪を犯したが、今回は許す
これらの3つの理由です。
その他にも不起訴になる理由がいくつかあります。
・被疑者が深く反省をしている
・被害者と示談をしている
・犯罪が軽度
・再犯の恐れがない
日本の刑事司法では「嫌疑なし」や「嫌疑不十分」となる可能性は低く、不起訴理由の90%以上は起訴猶予となります。
不起訴を獲得するためには弁護士へ依頼すると言う事が多いでしょう。
一度「起訴」が確定してしまうとほぼ確実に有罪となってしまいます。
一生、前科も残ることになります。
拘束期間が長くなるにつ入れてデメリットも増します。
拘束期間が長くなるにつれて社会生活への影響が大きくなってしまいます。
普通に生活していた人が突然逮捕をされると言うのは180度生活が変わることでしょう。
それこそ吉澤ひとみはこれからどうなるのでしょうか?
何日も身柄を拘束されることは、家族や職場との関係に重大な悪影響を及ぼすのは言うまでもありません。
吉澤ひとみの芸能界復帰は厳しいでしょう。
拘束期間が長くなればなるほどその影響は大きいです。
吉澤ひとみに関しては芸能人だったと言う事から社会への影響力も大きいでしょう。
起訴と不起訴には大きな違いがあります。
起訴されれば被告人となります。
起訴されると対象者は「被疑者」から「被告人」に呼び名が変わっていきます。
有罪判決となると一生ついて回ります。
前科となってしまい何ともダークですね。
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