節分の鬼!日本の鬼と中国の鬼!鬼の苦手なものは何?

節分と言うと鬼が出てきます。

 

鬼と言うのはどこの鬼も同じなのでしょうか?

 

ここでは、節分の日本の鬼と中国の鬼についてお話していきます。

 

また、鬼の苦手なものって何でしょうか?

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日本の鬼

日本の鬼と言うのはどのような鬼なのでしょうか?

日本的な鬼!

 

鬼と言うのは、そもそも中国に由来するものでもあります。

日本的には鬼を避けると考えるのではないのでしょうか。

 

京都の都の造りは鬼門を避けたものになっています。

 

東寺の五重塔や京都御所などは、北東角の軒下に木彫りの猿が鎮座していて鬼門避けがされています。

この京都の猿は、日枝神社(ひえじんじゃ)の本山である日吉山王神社(ひえさんのうじんじゃ)の使者でもあります。

 

猿と言うのは、昔から敬われる動物でもありました。

 

猿は神と人との間をとりもつものとして言われていました。

 

と言うわけで、猿と言う動物は、昔から敬われていたのです。

 

日枝神社に猿の置物があるのを知っていますか?

 

これは、「さる」という音から、

 

勝る(まさる)→魔が去る(まがさる)とも考えられていました。

 

魔が去るというもので勝運の神や魔除けの神として崇められていたのです。

 

猿の他にも京都御所には北東の塀をあえて凹ませています。その理由としては、鬼の角(つの)を取ることから来ているようです。

 

御所に行ったら、北東の壁の軒下や凹んだ塀をぜひ見てみるとよくわかることと思います。

 

そういった事を知っていて意識して見ていくとまた、見方が変わり分かることも多いのではいいのではないのでしょうか。

 

京都御所からもわかるように古くから日本人は鬼と言う存在を恐れていたことが分かります。

 

でも、日本には、鬼と言うのは、悪霊から人間を守ったりしてくれるという言い伝えもあります。

 

人間だけではなくて村を守ったりしてくれていました。

 

鬼はただただ、恐ろしい存在でありながらもその存在を敬うという存在でもあったのです。

 

秋田のなまはげもご存知の方が多いのではないのでしょうか。

 

秋田のなまはげは、悪事を諌め、災いを祓いにやって来る来訪神であり、人間と密接な存在でもあります。

 

中国の鬼

次に中国の鬼です。

 

中国的な鬼についてですが、鬼門という言葉をご存知でしょうか?

 

鬼門と言うのはいい言葉では使っていないですね。

 

この鬼門とは、鬼の出入りする不吉な艮(うしとら)の方角(北東)です。

 

家を建てる時にも意識しているのではないのでしょうか。

 

鬼門に関しては、その起源は諸説あります。

 

鬼が出入りする山があり、その北東にあった門を鬼門と呼んだという言い伝えからきています。

 

陰陽道において、北ー西(陰)、東ー南(陽)であり、北東と南西は陰陽の境になり不安定(不吉)であるという説があります。

 

鬼門と言うのは、陰は目に見えないものです。

 

邪気の象徴であります。

 

鬼とは、陰(いん、おぬ)に由来するとも言われています。

 

その他の説もあります。

 

万里の長城建設の要因となった北方の強国の存在と言うのもあります。

 

北東から吹く風を忌んだという説など色々とあります。

 

鬼門は、古くからあり、いい意味ではありませんでした。

 

古くから北東方向にある種の恐怖、脅威なるものが潜在的根底に見えない形として存在していると言われていました。

 

それを鬼という存在と結びつけていたのです。

 

中国での鬼の存在と言うのは、人間をおびやかす、恐ろしい存在として考えられていました。

 

鬼が苦手なものは?

「鬼は外~」

 

と豆を投げられて鬼は逃げていきます。

 

鬼は豆が苦手です。

 

でも、鬼は、豆以外にも苦手なものがあるのです。

 

鬼の苦手なものは何でしょうか。

 

すでに知っているという方もいるかもしれませんが、柊鰯(ひいらぎいわし)です。

 

悪事や災難や魔物などをよけるまじないとして門口に掲げる門守です。

 

柊鰯とは、柊の枝に焼いた鰯の頭を刺したものが柊鰯です。

 

西日本では、やいかがし(焼嗅)、やっかがし、やいくさし、やきさし、とも言います。

 

上巳じょうしの節句の桃や、端午の節句の菖蒲のように臭いが強いものなのです。

松の葉や柊のように尖ったものは、古くから魔除けや厄除けとして用いられていたのです。

柊の葉はトゲトゲしています。

 

このトゲトゲが、鬼の目を刺すので門口から鬼が入れずにまた、塩鰯を焼く臭気と煙で鬼が近寄らないと言われてきました。

鬼を近寄らせないというのとは反対に鰯の匂いで鬼を誘い出し、柊の葉の棘が鬼の目をさすとも言われています。

日本各地(本州)に広がっているならわしでもあります。

柊鰯だけではなくて松の葉や柊の尖ったものやにんにくやらっきょうもあります。

 

また、焼き魚などの匂いの強いものは、昔から魔除けや厄除けに用いられていたものでもあります。

この柊は節分の後はどうすればいいのでしょうか。

 

柊は、そのままゴミとして処分していくわけにはいきません。

 

近くの神社に持っていってお焚きあげをして頂くか、半紙や綺麗な紙に包んでいき塩で清めてから処分していくといいでしょう。

 

まとめ

鬼と言っても日本の鬼、中国の鬼とあります。

 

決して、魔物として考えるだけでもありません。

 

鬼と言うのは、悪霊から人間を守ったりしてくれるという言い伝えもあります。

 

昔からの伝統を一つ一つ大事にしていきたいものですね。

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