節分で恵方巻を食べるという習慣は、最近になって増えてきているように思いますが、皆さんは食べていますか?
そもそも恵方巻の由来って何でしょうか?
最初に販売を開始したのはコンビニとも聞きます。
どこのコンビニで販売を開始したのでしょうか?
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まずは、恵方巻の由来についてお話していきます。
節分の日に、恵方の方角を向いて恵方巻きを食べる風習は、いつからあるものなのでしょうか。
恵方巻きの由来は、諸説あります。
恵方巻の風習は、かなり昔からあったとも言われています。
と言うのは、かなり昔にさかのぼり戦国時代(1467年~1576年)とも言われています。
安永5(1708)年に「巻き寿司」が文献に登場しています。
でも、それ以前にあったということは考えられないようです。
今のように節分の日に恵方巻を食べていた、節分の日に恵方巻を食べる風習は、大正時代初期頃からのようでもあります。
節分と言うのは、お新香がおいしく漬かる時期でもあります。
お新香を巻いた恵方巻を恵方の方角を向いて食べていたのです。
恵方巻を食べることで縁起を担いだと言われています。
でも、この風習はみんながみんな行っていたわけではありません。
上流階級の人たちの中で行われていたもので庶民にはまだまだ浸透していませんでした。
恵方巻を食べていくのは、節分の日です。
節分の日に、その年の恵方の方角を向いて一言も話さずに無言で一本の巻寿司を丸かぶりしていきます。
恵方巻を静かに食べていく事で幸運に恵まれると言われています。
家族の幸せを願いながら食べていきます。
黙って食べているとなんとも言えない雰囲気でもありますね。
願い事を心の中で唱えながら何も話さずに無言で食べていくのです。
節分のある2月と言うのは、どの商売も1年のうちで客足が一番少ない時期とも言われています。
と言うわけで、お寿司屋さんも集客手段として行っていたものと言う話しもあります。
節分が近付いてくるとスーパーやコンビニなどいろいろなところで恵方巻を見かけます。
もともと恵方巻を販売しはじめたのは、セブンイレブンと聞いたことがあります。
セブンイレブンでも恵方巻を見かけるのでコンビニでの節分の恵方巻の販売というと、セブンイレブンをイメージする人も多いのではないのでしょうか。
でも、最初に販売を始めたのは、セブンイレブンではないのです。
実は、節分の恵方巻の販売は、ファミリーマートが最初に始めたものなのです。
昭和58(1983)年に大阪府と兵庫県のファミリーマートで発売がはじまりました。
最初が、ファミリーマートでその後にセブンイレブンが販売を開始したのです。
ファミリーマートよりも数年後となり、平成元(1989)年にセブンイレブンで販売されるようになりました。
販売の拡大をしたセブンイレブンは、他のコンビニに先駆けて、平成10(1998)年に全国販売を開始しました。
その後に他のコンビニも販売を開始していきました。
ローソンやam/pm、サークルKサンクスなどなど全国販売となっていきました。
節分と言うと恵方巻ではありますが、恵方巻と言うのは昔から「恵方巻」と言っていたわけではないようです。
恵方巻きの名付け親は実は、セブンイレブンとも聞きました。
「恵方巻き」は、最初から恵方巻とは言っていませんでした。
もともと、
「節分の巻き寿司」
「幸運巻き寿司」
と呼ばれていました。
「節分の巻き寿司」とか「幸運巻き寿司」とか言われていましたが、丸ごとかじることから「丸かぶり寿司」とも呼ばれるようになったと言います。
恵方巻と言うのは、やはりセブンイレブンから始まったようです。
平成元(1989)年の発売で初めて登場したと言います。
セブンイレブンの店長が、節分巻き寿司を大阪の「縁起のいい風習」として紹介したと言います。
そして、その商品名を「恵方巻」としたそうです。
それからどんどん全国に広がっていき現在に至るという感じになったそうです。
恵方巻の販売の始まりがコンビニと言うのはちょっと意外だなと思いました。
節分と言うと恵方巻を食べていく風習が今では全国で広がっています。
お寿司屋さんの商売上に関係していくものでもあるようで、そこから始まったとも言われる説があります。
でも、縁起がいいと聞けばやはり無言で恵方の方角を向いて食べていきたいですね。
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