節分と言うとお豆を食べていきます。
「鬼は外~」
「福は内~」
と言いながら豆まきをしていきますよね。
豆を食べていきますが、その豆はいくつ食べるのでしょうか?年齢の分とは言いますが、そのまま年齢なのでしょうか?数え年分なのでしょうか?
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節分で豆まきをしたときに豆っていくつ食べていくのでしょうか?
皆さんは、いつも豆を食べていますか?また、豆をいくつ食べていますか?
また、子供の頃、小さい頃、豆はいくつ食べてましたか?
人によって違いがあるのかもしれません。
「年の数だけ食べていた」
と言う人が多いのではないのでしょうか?
それとも、
「年の数、プラス1個だった」
と言う人もいるのではないのでしょうか。
どちらなのでしょうか。
自分の歳の数だけ食べる、または歳の数+1個分食べる。
どちらかですよね。
でも、年を取っていくと食べていく数も増えてしまいます。
「食べきれない」
なんていう人もいるかもしれませんね。
豆を食べる数ですが、本来のやり方で言えば「数え年の数だけ」食べるというのが正解です。
数え年ってどういう事なのでしょうか?
数え年ってややこしいですよね。
数え年って何歳?ってなりますよね。
でも、難しい事はなくて簡単に数え年がわかります。
数え年の数え方ですが、説明していきます。
・まれた時は1歳
・月が来たら1歳が増える
この2つが数え年の定義となります。
例えば、12月に産まれた赤ちゃんはその時点で1歳。翌月の正月(年明け)には早くも2歳になるということです。
満年齢から計算するとどうなるのでしょうか。
普段使用している満年齢、産まれた時は0歳となります。
そして、誕生日が来るごとに1歳増えるという計算です。
その年の誕生日が来ていたら「満年齢 + 1歳」
その年の誕生日を迎える前は「満年齢 + 2歳」
例)20歳の人で今年の誕生日は迎えていない場合の数え年はいくつになるのでしょうか?
満年齢:20歳 + 2歳 = 『数えで22歳』
今年で21+ 1歳 = 『数えで22歳』
今年の1月1日は20歳 + 2歳 = 『数えで22歳』
その年になる年プラス1という事になるというわけですね。
伝統や風習には、地域性があるので各家庭のやり方でもいいのではないかとも言われています。
満年齢でも数え年でもどちらでもいいと言えばいいのです。
これと言って間違えて食べたからと言って何かあるというわけでもないのです。
数え間違いだってあるでしょう。
どう数えるのが正しいかではなく、どんな願いで行事が行われていたのかと言うのが大事ではないのでしょうか。
昔からの伝統を次の世代にも言い伝えていくことが大事です。
昔の人々の想いや願いを理解していくことも大事ですね。
家族団らんで「縁起の良い数」を楽しみながら食べていくといいでしょう。
「来年も鬼が来ないといいね」
「病気しないといいね」
「元気で過ごせるといいね」
と言うように家族そろってみんなで食べて、行事を楽しんでいけるといいですね。
食べる豆はどんな豆がいいのでしょうか?
とは言っても豆は、節分が近くなるとスーパーなどで売っています。
豆は、まかない豆を食べる人が多いのではないのでしょうか。
実は、豆は、まいた豆を食べるのがいいのです。
また、豆は、生の豆ではなくて炒った豆を食べていきます。または、まいていきます。
万が一、拾い残した豆から芽が出てしまったら不吉であるという考えがあるのです。
生の豆では芽が出てきてしまいます。
なので、炒った豆を食べていくようにしましょう。
魔目(まめ)を射(=炒)って、魔を滅するという解釈や語呂合わせも含まれています。
豆まきと言うのは、1000年以上も前から続いている伝統です。
地域によって「落花生」をまくところもあります。
豆まきの豆は、数え年で食べていくと言われています。
数え年は、自分の年または、その年になる年プラス「1」として考えていくといいでしょう。
だからと言って必ずしも数え年を食べなくてはいけないというわけではありません。
楽しみながら昔からある伝統を大事にしていきましょう。
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